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第262回Connoisseures Club
お題 「ジュラ」
開催日 2021年3月28日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1ジュラジュラ198827年52.4%スリーリバース ザ・ソープ
2ジュラジュラ198424年58.8%シグナトリー
3ジュラジュラ19966年60.5%アデルフィーリミテッド
4ジュラジュラ198824年54.1%スリーリバース ザ・ソープ
5ジュラジュラ 26年45.0%ザ・スティルマンズドラム
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「ジュラ」である。

  以下は2014年のモルト会、テイスティングノートで記した内容であるが、今回も全く同じ印象を持ったので改めて掲載させていただく。

  お題はジュラであるが、話題はパフュームである。パフュームといえばボウモアと思い浮かぶ貴兄は、なかなか年期が入ったモルト飲みだ。

  この会が始まった1990年代の末、ボウモアといえばパフュームで、飲み終わってもしばらく石鹸の味わいが口の中から消えない味わいは、メンバーの間でも好き嫌いが分かれた。またパフュームの発生由来が何なのか論議されることもしばしばであった。

  そんな個性は世間ではマイナスの意見が大半を占め、オーナーとなったサントリーもそれを消す方向で動いたと思われ、現在のボウモアにその面影は無い。

  無くなってしまうと人は不思議なもので、それを求める方向に動き出す。まさに今回の4本目「ザ・ソープ」がそうであろう。

  さて、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]スリーリバース ザ・ソープ ジュラ ホッグスヘッド 67/143 1988 27年 52.4%
【 香り 】
フルーティでエレガント、北国フルーツだ。甘い香りの中に、わずかにピートを感じる。

【  味  】
すぐに感じるパフュームの含み香、ボウモアの石鹸ではなく、エドラダワーに通ずるパフュームだ。
[ NO.2 ] オフィシャル ジュラ バーボンバレル cask no.30724 56/193
1989-2014 24年 58.8%
【 香り 】
ややひねた香り、金属的な香りも。しだいに熟成を感じるようになる。アルコール感が強くドライな印象。

【  味  】
中程度のピート、さらにフルーティで鮮やかな味わい。
[ NO.3 ] アデルフィ ジュラ cask no.1917 1996-2002 6年 60.5%
【 香り 】
上質なエステル香、たいへんエレガントだ。しだいにバニラとウッディな香りに満たされる。バーボン樽の個性。

【  味  】
アルコール度数が高い、旨味成分を強く感じる。甘さも強いが単純な甘さだ。
[ NO.4 ]スティルマンズドラム ジュラ bottle no.1177/1800 1965-1992 26年 45%
【 香り 】
トースティー、シェリー樽熟成の個性。香りの数は多くない。

【  味  】
甘い含み香、湿気た風味、イオウの個性。典型的なシェリー樽熟成のものだ。単調な味わい。
[ NO.5 ]スリーリバース ザ・ソープ ジュラ バーボンホッグスヘッド cask no.755 13/195
1988 24年 54.1%
【 香り 】
トップノートはエステリー。さらに甘い香りで満たされる。

【  味  】
ウッディな含み香り、長熟を予感させる。わずかなピート。しだいにパフュームを感じるようになる、やはりボウモア系ではなくエドラダワーの物だ。
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