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Connoisseures Club
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第211回Connoisseures Club
お題 「グレンオード」
開催日 2016年7月24日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1ハイランドグレンオード199021年49.7%リキッドサン
2ハイランドグレンオード199714年50.4%ウィスキーエージェンシー
3ハイランドグレンオード No77.10 17年57.6%ソサエティ
4ハイランドグレンオード20077年57.7%BBR
5ハイランドグレンオード 10年60.5%ケイデンヘッズ
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「グレンオード」 である。

  グレンオード、まったく話題の無い蒸留所だ、かといって超マイナーな蒸留所でもない。デュワーズのキーモルトであることだが、メジャーなブレンデッドなのでモルトの生産量は少なく無いと思われる。

  そんなことで、ハウススタイルも、過去にテイスティングした時の記憶もほとんど無いのである。

  さて、申し訳ないが困ったところでさっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]リキッドサン グレンオード リフィルシェリー 1/189 1990-2011 21年 49.7%
【 香り 】
香りが弱く、注意深く香りを探しに行けば、北ハイランド系の控えめなフルーツが感じられる。しだいにフルーツはエレガントな芳香を増し、香りの数が増えてくる。アルコール感が弱く、砂糖水の印象もあるが、奥には上質の熟成香が感じられる。

【  味  】
華やかなフルーツの味わい、幾種類ものフルーツを味わうことが出来る。時ににがみや辛さを認めることも。
[ NO.2 ] リキッドライブラリー グレンオード ex-バーボンホッグスヘッド 1/184
1997-2011 14年 50.4%
【 香り 】
ドライな印象なのは、香りの立ちが遅いためか。奥にはわずかなピート香。しだいに爽やかなフルーツが徐々に香りだす。

【  味  】
フルーティ・フルーティ、たいへん華やかな味わい。良い意味でのにがみや渋みがアクセントで、じっくりと味わいたいモルトである。加水で華やかさは増す。
[ NO.3 ] BBR グレンオード cask 124 2007-2015 7年 57%
【 香り 】
爽やかなフルーツと、まったりキャラメルの二面性がある。基本的にはファーストフィルバーボン樽の個性だ。若さ由来のアルコール感を感じる時も。

【  味  】
まず酸味が広がり、次にアルコールの甘さを感じる。その後、まったりとしたキャラメルが広がる。
[ NO.4 ]SMWS 77.10 17年 57.6%
【 香り 】
トップノートは酸味とエステル香、追ってキャラメルが香ってくる。香りの数は多い。

【  味  】
やはりまずエステリーな含み香が広がる、次にアルコール由来の甘さを感じる。わずかな苦味が心地よい、加水でキャラメルを感じるようになる。
[ NO.5 ] ケイデンヘッズ グレンオード 2004 10年 60.5%
【 香り 】
香りの立ちが遅い、しばらくすると上質な酸味とエレガントなエステル香が立ってくる。ただし香りの数は多い方では無い。

【  味  】
フルーツ抑え目でドライな印象。その分、旨み、苦味を感じる、ベースが軽いだけに、旨み、苦味が心地よい物とは感じられなかった。
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第212回Connoisseures Club
お題 「オスロスク」
開催日 2016年8月28日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1スペイサイドオスロスク199121年52.1%BBR
2スペイサイドオスロスク No.95.20199718年53.2%ソサエティ
3スペイサイドオスロスク199123年56.6%デュワーラトレー
4スペイサイドオスロスク199815年57.0%エイコーン
5スペイサイドオスロスク199021年60.0%シグナトリー
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「オスロスク」 である。

  それほどマイナーな蒸留所でも無く、かといってお世辞にもメジャーとは言えない蒸留所だ。
  前回のオスロスクの記事では、ハウススタイルをオフィシャルボトルから辿っていったが、テイスティングノートではマッチするとは言い難かった。
  今回も同じこととなる可能性は高いので、蒸留所の置かれた立ち位置からハウススタイル考えてみる。
  立地としてはスペイサイドの中ではやや東、キース地区にある。またオフィシャルボトルとしてのシングルモルト出荷量は多く無いので、ほとんどがブレンデッド用と考える。
  そんな成り立ちを考えていると、ブレンダーがオスロスクに求めるスタイルが見えてくるのではないだろうか。今回はその推理がマッチするかどうか。
  さて、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]BBR オスロスク cask no.7476 1991-2013 21年 52.1%
【 香り 】
トップノートはミントやハッカ、スパイシーな香りが広がる。すぐさま花の香りが開く、鮮やかな香りだ。

【  味  】
フルーティ・フルーティ、幾重にも果実が広がる。酸味、甘さ、フルーツのバランスが取れている。味の数は多いがドライに感じるときもある。
[ NO.2 ] SMWS 95.20 オスロスク 2nd FILL シェリーバット 1/252 1997 18年 53.2%
【 香り 】
ミントの香りがまず立つが、しだいに華やかでエレガントなエステル香がひろがる。心地よい酸味とともに、熟成由来のウッディな香りも感じられる。

【  味  】
フルーティでたいへん爽やかな味わい。ただしそれだけでは無く、渋みや旨みも感じられるので、じっくりと楽しみたい。
[ NO.3 ] デュアラトレー オスロスク バーボンホッグスヘッド cask no.7533 1/262
1991-2014 56.5%
【 香り 】
エレガントで華やかなトップノート、心地よい酸味を伴なう。しだいにエステリー感は増大してくる。

【  味  】
いくつものフルーツがすぐさま口に広がる。旨みや苦味もアクセントだ、味も香りと同じように、エステリー感が時間とともに増す。
[ NO.4 ]エイコーン オスロスク cask no.13425 1998-2014 57%
【 香り 】
トップノートは酸味を意識する香り。フルーツはオレンジ系の香りから始まるが、しだいに爽やか感が増してくる。

【  味  】
味わいはドライで辛い、さらにアルコール感も強い。加水してもその傾向は変わらない。
[ NO.5 ] シグナトリー cask no.7533 ホッグスヘッド cask no.3655+3656 189/292
1990-2012 60%
【 香り 】
まったりと香るたいへん濃いトップノート。ただししつこい香りでは無く、高品質なエステル系のものである。

【  味  】
南国フルーツ感が強く口に広がる、エステリーな味わいでたいへん分かりやすいモルトだ。アルコール度数由来のピリピリ感がわずかに感じられる。
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第213回Connoisseures Club
お題 「ブラッドノック」
開催日 2016年9月25日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1ローランドブラッドノック199022年49.0%ゴールデンカスク
2ローランドブラッドノック199022年50.3%リキッド トレジャーズ
3ローランドブラッドノック199021年52.0%オフィシャル
4ローランドブラッドノック No.50.75199025年54.1%ソサエティ
5ローランドブラッドノック200110年57.1%オフィシャル
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「ブラッドノック」 である。

  個性的なモルトと言われているローランドモルトであるが、とりわけ強いのがブラッドノックではないだろうか。
  個性といえば、かつてのボウモアのパフュームが思い浮かぶが、そんな石鹸の香りをブラッドノックにも感じたことがある。それはずいぶんと昔のことであったが、今回そんな香りを感じるモルトを見つけることができた。
  グレンギリーなどにもそんな含み香はあるが、工業製品として褒められたことでは無いと製造側は捉えているのか、パフュームを感じるモルトは残念ながら極めて稀有となっている。

  蒸留所はかつてユナイテッド・ディスティラリーが運営していたが、生産調整のため1993年に閉鎖され、ローランドモルト好きを落胆させた。しかし2000年に新たなオーナーにより稼動を始めたブラッドノックである、今回のオフィシャルボトルはまさに新たなスタートを切ったモルトの一本なのである。
  残念ながら2014年には経営難に陥り、再度蒸留を止めたようだ。

  さて、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]ザ・ゴールデンカスク ブラッドノック cask no.CM176 125/308 1990-2012 49%
【 香り 】
トップノートはミント。上品なフルーツ香は北ハイランドの物か。しだいに酸味が立ってきてフルーツの数も増える。

【  味  】
口に含めば、どこなくパフュームを感ずる、花のような味わいも。甘くてビター、たいへん深い味わい。加水でパフュームは増大する。
[ NO.2 ] リキュッド・トレジャー ブラッドノック EX-バーボンホッグスヘッド 1/103
1996-2012 22年 50.3%
【 香り 】
重たいフルーツ香、わずかに柑橘系の香りも。しだいにエレガントで上品な香りに変化し熟成を感じるようになる。甘い香りはバーボン樽由来か。

【  味  】
まずパフュームを感じる、かつてのボウモア程あからさまな物では無い。カカオのようなビターな味わい。加水で旨みやフルーツが増えてくる。
[ NO.3 ] バー・ショー ブラッドノック バーボンバレル cask no.5342 1990 21年 52%
【 香り 】
トップノートはヌカやタクアン、嫌味な種類の物では無い。しだいにエステリーに変化し軽い熟成香を感ずるようになる、わずかな酸味を伴なう。

【  味  】
フルーティだが苦味を伴なう。加水でフルーツが花開いてくる、梨やリンゴが中心だ。
[ NO.4 ]SMWS 50.75 ブラッドノック リフィルバレル EX-バーボン 1/108 1990 25年 54.1%
【 香り 】
トップノートはキャラメル、甘い香り、バーボン樽の個性か。アルコール感が強い。しだいにフルーツが開いてきて、程よい酸味とともに爽やかに香る。

【  味  】
北国フルーツの味わい、苦味を伴なうが程よいスパイスだ。加水とともにフルーツ感は増してくる。
[ NO.5 ] オフィシャルボトル ブラッドノック シェリーバット cask no.89 2001 10年 57.1%
【 香り 】
濃厚なタクアンの香り、奥にはエステリーな香りもあるがマスキングされている、バニラやキャラメルの香りも感じられる。アルコール感が強い。

【  味  】
湿気た含み香、?油風味。アルコール感が強い。わずかなフルーツも感じられる。時折、樽由来のウッディな熟成も。
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第214回Connoisseures Club
お題 「ブレアソール」
開催日 2016年10月23日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1ハイランドブレアソール200211年41.5%ダグラスレイン
2ハイランドブレアソール199518年46.0%キングスバリー
3ハイランドブレアソール199123年51.3%アスタモリス
4ハイランドブレアソール 19年54.5%ケイデンヘッズ
5ハイランドブレアソール199717年57.4%ハンターレイン
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「ブレアソール」 である。

  ブレンデッドウイスキー・ベルの原酒となっているモルトである。
旧UD系列の蒸留所なので、オフィシャルボトルに近いシングルモルトとして、花と動物シリーズが今でも比較的容易に入手できるようだ。
かつては、花と動物シリーズの無加水タイプがリリースされており、非常に高い評価を得ていたが今は流通していないのが残念である。

  さて、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]ダグラスラング ブレアソール 3ホッグスヘッド 1シェリーバット 2002-2013 11年 41.5%
【 香り 】
トップノートは爽やかなフルーツ香、わずかな酸味を伴なう。奥にはエレガントな香りが隠れている。しばらくすればベリー系の香りが立ってくる、さらにはバラの香りも。

【  味  】
柔らかなフルーツ含み香。あたりが軽くやや物足りないと感ずる。わずかなピートを伴なう。
[ NO.2 ] キングスバリー ブレアソール シェリーバット cask no.10459 1995 18年 50.3%
【 香り 】
爽やかなフルーツ香、わずかにミントも。ごく軽いピートを感じるがすぐに消えてしまう。しだいにキャラメルの濃厚な香りが出てくる。

【  味  】
こげたゴムの個性、明らかなシェリー樽熟成のモルトだ。トースティで単純な味わい。
[ NO.3 ] アスタモリス for ガイアフロー ブレアソール ex-バーボン 21/155
1991-2014 23年 51.3%
【 香り 】
トップノートはエステリーで甘い香り。たいへんフルーティーで、ベリーや葡萄が香る。さまざまな香りが立ち、複雑で華やかである。

【  味  】
さわやかなフルーツが口にひろがる。わずかなピートを伴ない、酸味の利いたたいへん複雑な味わいのモルトだ。
[ NO.4 ]ケイデンヘッズ ブレアソール 19年 54.5%
【 香り 】
トップノートはウッディでエステリー。最初から香りがいくつも立ってくる。さらにはエステル香やキャラメルの甘い香りも。複雑でいながら青空のように爽やかに感じるモルトだ。

【  味  】
華やかなフルーツの競演、心地よい甘みを伴なう。わずかな苦味はアクセントとしてプラスとなっている。
[ NO.5 ] オールドモルトカスク ブレアソール シェリーバット 1/388 1997-2014年 57.4%
【 香り 】
トップノートはキャラメルの香り、旨みを予感させる香りも。しばらくすればエステリーで甘い香りが立ち、たいへん心地よい。
アルコール感が強く感じる時もある。

【  味  】
フルーティだが、ドライでアルコール感が強い。ひのきの含み香を感じる。
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第215回Connoisseures Club
お題 「カリラ」
開催日 2016年11月27日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1アイラカリラ 17年55.9%オフィシャル
2アイラカリラ20078年50.9%ウィスキーエージェンシー
3アイラカリラ20069年52.9%360°
4アイラカリラ20087年59.7%ウィスク・イー
5アイラカリラ20069年59.7%ウィスク・イー
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「カリラ」 である。

  これがカリラか、今月のNO.1のモルトを飲めば皆そう感じるであろう。カリラといえばピート、アイラモルトの中でもシャープなピートで通っているブランドだ。それがどうだ、いっさいピートを感じないモルトを出してきたのである。
  グレンリベットが、ピートを効かせたモルトをリリースするのと同じくらい驚くべき事案である。モルトの多様性を考えれば歓迎すべきことではあるが、ハウススタイルを論ずる向きには戸惑いを隠せない出来事ではないだろうか。
  もうこうなると、ブラインドで飲んで蒸留所を当てるのは不可能である。

  さて、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]オフィシャル アンピーテッド・スタイル カリラ 2015 17年 55.9%
【 香り 】
トップノートはフルーティ、やさしい甘さを伴なう。奥にはトースティな香りも。しばらくグラスを回していればエレガントな印象が増してくる。程よい酸味と程よい熟成香。

【  味  】
心地良い渋み、にがみ成分がひろがる。キャラメルの味わいを基本にウッディな熟成を味わうことができる。
[ NO.2 ] ザ・ウイスキーエイジェンシー カリラ ホッグスヘッド 2007-2015 8年 50.9%
【 香り 】
トップノートはヌカや硫黄系の臭み、すぐさまキャラメルの香りが立つ。奥には若さ由来のニューポットの香り。しだいに酸味が立ってきてフルーティさが出てくる。

【  味  】
トースティな味わい、中程度のピート。酸味がアクセントである。単純な味わい。
[ NO.3 ] スコッチモルト・セールス 360° カリラ 5/91 2006-2015 52.9%
【 香り 】
トップノートはトースティ。しばらくするとキャラメルの香りが立ってくる。アルコール感が鼻をつく、熟成不足か。

【  味  】
トースティな含み香と、かすかなピート。しだいにピートは強くなってくるが、程よい渋みも感じられる。アルコール感が強い。
[ NO.4 ]モリソン・アンド・マッカイ カリラ ホッグスヘッド cask no.311055 1/295
2008-2016 7年 59.7%
【 香り 】
トップノートはトースティ。アルコール臭が強く、ドライ。しだいにフルーツも香るようになる。

【  味  】
軽い味わい、味が薄いとも書ける。トースティでピーティ。アルコールが強い中、旨み成分が感じられる。
[ NO.5 ] モリソンアンドマッカイ マージャンシリーズ カリラ バーボンバレル cask no.308731
2006 9年 59.7%
【 香り 】
濃いフルーツの香り、南国フルーツだ、色彩感が非常に豊かに感じる。注意深く香りを探せば、かすかにトースティ。

【  味  】
さまざまなフルーツを味わうことができる、それもたいへん甘く濃い味わいだ。
甘さに馴れてくると、中程度のピートが感じられるようになる。
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